2013年02月28日
視点の先。
皆さん、こんばんは。
本日は、質疑・一般質問の2日目でありました。
この中で、大津市における給食実施に関する質問がありました。登壇した議員が、「給食制度は、教育の一環である」旨の過去の国の見解を引用しながら質問を行いました。教育長から、実施するには、多大な初期投資と運営維持管理費用の捻出が課題であるほかに、給食導入に伴う付随業務による教員の負担が増すことに対する懸念が示され、長期にわたる検討事項である旨の答弁がありました。
課題として負担が増えるということを示すのであれば、すでに給食を実施している多くの他市における教員の負担はどのようなものなのか、仮に負担が増しているのであれば、他市が負担を強いてまで給食を実施している理由は何なのか、ということに対して検討を加える必要があると考えます。
私は、新しい事業や制度を導入していく時には、必ず、それに関わる組織人員には少なからず負担が伴うものであると認識します。給食制度導入を検討する場合においても、組織人員の負担の視点から物事を考えるのではなく、大津市の子どもにとって、どのような効果があり、その結果、どのように教育環境が向上していくのかという子どもが得られる成果のことを最大限勘案し、議論と検討を重ねて判断されるべきであると考えます。
本日は、質疑・一般質問の2日目でありました。
この中で、大津市における給食実施に関する質問がありました。登壇した議員が、「給食制度は、教育の一環である」旨の過去の国の見解を引用しながら質問を行いました。教育長から、実施するには、多大な初期投資と運営維持管理費用の捻出が課題であるほかに、給食導入に伴う付随業務による教員の負担が増すことに対する懸念が示され、長期にわたる検討事項である旨の答弁がありました。
課題として負担が増えるということを示すのであれば、すでに給食を実施している多くの他市における教員の負担はどのようなものなのか、仮に負担が増しているのであれば、他市が負担を強いてまで給食を実施している理由は何なのか、ということに対して検討を加える必要があると考えます。
私は、新しい事業や制度を導入していく時には、必ず、それに関わる組織人員には少なからず負担が伴うものであると認識します。給食制度導入を検討する場合においても、組織人員の負担の視点から物事を考えるのではなく、大津市の子どもにとって、どのような効果があり、その結果、どのように教育環境が向上していくのかという子どもが得られる成果のことを最大限勘案し、議論と検討を重ねて判断されるべきであると考えます。
Posted by 桐田まこと at 22:34│Comments(0)