20年前を思い出す。
皆さん、こんばんは。
本日、嘉田滋賀県知事が新党の結成を正式に表明されました。このところの新党立ち上げの動きや合流の動きを見て、約20年前に細川護熙首相が誕生した新党ブームの時を思い出します。あの当時、政治とカネの問題で政治不信の極みであり、また自民党竹下派が分裂し、その事が誘引となり様々な新党が誕生しました。その後、新党が離合集散を繰り返し、今に至るのです。当時、私はまだ高校生でありましたが政界再編の過程を興味深く見ておりました。そして、今また新党が乱立し離合集散を繰り返しています。
あの時と今、変わらないのは政治や政治家に対する信頼が回復していない事であります。どこでも同じですが信頼を築いていくには近道はなく長い時間がかかります。私は、長い時間がかかっても政治の結果を積み上げていくことにより国民からの信頼をもう一度取り戻し、信頼できる政治を行うことが重要であると考えています。
信頼が、心を動かし、人を動かし、組織を動かし、政治を動かすのだと思います。