やっぱり厳しい環境。

桐田まこと

2012年07月03日 17:42

 皆さん、こんにちは。
 
 今日は、「若手大津市議の会」(通称:若大会)の7人で瀬田幼稚園、小学校、中学校の授業風景、施設、危険箇所の通学路調査等を行い、さきほど終了しました。
 特に夏季の教室環境における授業の実態調査を主な目的として、子ども達の授業風景を調査してきました。今日は、雨で比較的気温も低く、過ごしやすい一日であり、外気温は24℃前後でありました。
この状況下で各教室を各階・位置別に分けて教室内の室温を調べてまりました。共通することは、室温は外気に比べて3℃から4℃高く、この日でも27℃から28℃の多湿であり不快感は高く、扇風機も稼動していましたが、効果は薄く感じました。一部の教室では、汗だくで子ども達が授業を受けておりました。前日の晴天の時は、30℃を越えていたとの説明も受け、夏季の授業環境の厳しさが伝わってきました。改めてエアコン整備事業の正当性を感じたところであります。整備が進んでいった時点で、もう一度調査にいきたいと思います。
 その他にも、様々に課題が見えてきました。しっかりと対応していきたいと考えます。
 教育委員会が抱える中には、〇〇センターや〇〇相談室など、その事務内容が重複している機関があるように感じます。それらを維持管理するためにも莫大な費用がかかっています。それらが本当に大津市に貢献しているのか、教育委員会予算においても、しっかりと配分と効果を精査する必要性をかねがね感じています。教育予算も例外なく、財源不足が叫ばれているのです。そういった意味でも市長が掲げられている行財政改革に聖域を設けることなく、教育委員会にもしっかりと目を向けていただきたいと思います。私は、その有益性が説明できない外郭団体維持よりも、今に関わる教育施設本体の維持修繕の為に財源を配分することが重要と考えます。
 
 同行いただきました、教育委員会教育総務課施設担当の方々、対応してくださった先生方、ご協力いただき、本当にありがとうございました。