正当性。

桐田まこと

2012年03月01日 22:36

 皆さん、こんばんは。
 本日、一般質疑質問を行ないました。
 平成24年度一般会計当初予算において越市長が中学校におけるエアコン設置調査費・学校施設の大規模改修事業調査費の計上を見送られたことに関しての質問と今春中学校に武道必修化により導入される柔道の安全対策についての質問であります。
 特にエアコン事業調査費見送りに関する質疑には、力が入りました。
 なぜならば、市長はともどもに選挙公約に掲げられ、加えて教育環境の充実を所信でも力強く表明されており、本来速やかに予算計上するべきであると考えるからです。これらの言動から当該予算が見送りになっていることに矛盾を感じ、質問いたしました。エアコン事業は、前市長の予算内示の段階で平成24年度に設置調査費計上、平成25年度に本体工事費計上の段取りで進行中の事業でありました。子ども達や保護者の方からの要望も強く、教育環境の充実を語る上で最重要と思えるエアコン関連予算を見送る理由には、相応の理由が必要であると考えるからです。
 市長答弁は、当該事業がガス事業の利益を財源としていることに検討を要するとのことで、予算の再計上の時期も明確にできないとの主旨でありました。 
 私は、導入実施までの計画が示されている事業を見送る理由として、説得力に欠けるものと判断し、加えて計画が後退する懸念から再質問を数回行ないましたが、答弁は同じでありました。
 夏場の教室は、過酷な環境であります。一刻も早い改善が待たれているのです。またエアコンを設置することにより、夏季授業の延長も可能になり、インフルエンザが流行る冬季の授業を短縮するなど、より良い環境で授業が行なえる日程を弾力的に組める可能性を与えるなど、大きな効果をもたらすものと考えます。
 計上を見送り、検討するからには、今まで以上に効果をもたらす事業となることが前提となります。そのための検討でなければ時間の無駄です。また市長は、当該事業とガス事業と関連性を切り離す可能性も言及されました。これからも市長と大いに議論していき、「エアコン設置」の正当性を訴え、予定通りの日程での導入を目指していきたいと思います。