瀬田駅の瀬戸際。

桐田まこと

2011年08月11日 16:09

 皆さん、こんにちは。
 先日、JR西日本が琵琶湖線の瀬田駅と南草津駅の間に新駅を計画しており、近く草津市と協議するとの報道がありました。前から、このような計画があるとの情報は、聞き及んでおりました。ゆえに私は、瀬田駅の早期改修を積極的に掲げ、初めての議会の一般質問の場でも、取り上げました。
 瀬田駅をホームタウンとして、活性化を掲げている者としては、瀬田駅前広場の整備改修協議が難航し、未だに具体化した計画が進行していないことに憂慮しておりました。
 その間に、南草津駅に新快速が停まるようになり、今度は、隣接地に新駅設置です。このままでは瀬田駅の価値がどんどん低下していきます。
 
 企業は政治や行政のスピードには、合わしません。当然に企業は情報を収集し、リスクを抑えタイミングよく、事業化する事を目指します。
 私は、瀬田駅の再整備の議論を延々としている時間的な余裕は無いものと認識しています。新駅は瀬田駅の機能性を認識し、その不備に対して代替機能を備えることが容易に推測でき、新駅の設置により、瀬田駅前再整備の必要性や正当性が疑問視される事が予想され、その計画自体が頓挫しないか、たいへん心配しております。
 私は今後、戦略を変えて、瀬田駅前広場再整備問題に取り組んで行きます。