意味のある見直し。
皆さん、こんにちは。
今日は一日雨です。
先日、地方分権改革に関する3法が成立いたしました。私が注目しているのは、今まで国が法令で自治体の施策を制約していた部分が見直されたことであります。今までは、何をするにしても国が設置基準を定めていましたが、これより自治体の条例により、設置基準を決めることが可能になります。これで、より地域の実情に合致した道路など公共物が整備できるようになります。全国一律の基準ではなく、地域に密着した基準で整備が進めば、費用の削減にもつながり、住民サービスの向上にもつながります。
その分、地方自治体には大きな責任と義務が発生してきます。私は国から権限や財源を移譲するだけが地方分権ではないと考えます。地方が権限財源を活かしきることが地方分権と考えます。この点でこの見直しは大きな意味を持つと考えます。